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2015年5月15日

Spacia旭川一条通 空調機更新!

今月に入りまして、Spaicia旭川一条通(旧タカクワグレースビル)ではビル内の全空調設備(合計24台)のリニューアル工事を行っています。最近の空調機の機能がすごかったので一部をご紹介します。 

今までの空調機はビルの竣工時に設置された25年以上前の東芝製天吊りタイプのものでした。天吊りタイプですと吹き出し口が1方向となるため冷暖房の効率にやや問題がありました。また暖房には灯油を使用しておりましたため、光熱費も電気に比べ割高になっていたようです。ビル設備として、灯油を貯めておくタンクや各事務所へ灯油を送るポンプなどの設備の維持や光熱費も必要となっていました。 

今回、導入する東芝[寒冷地用]スーパーパワーエコ暖太郎は、しっかりと省エネしながらも、この寒い旭川の厳寒期でもしっかり室内を暖房できる機種として、熟慮を重ね選定いたしました。天吊りタイプから天井カセットタイプに変えることで、吹出し口が4方向になるため暖房効率の向上が見込め、天井もビルトインなので見た目もとてもすっきりします。

省エネをうたう機種はたくさんありますが、本機種は業界初の「セルフクリーン機能」が搭載されており、初期の省エネ性を長期にわたりキープする点が選定の決め手となりました。フィルター清掃や熱交換浄清掃の負担も「ロングライフフィルター」と「セルフクリーン機能」により大幅に軽減します。リモコンも使いやすく設計されていて、ボタン一つで簡単省エネが実現される新「省エネ」ボタンやセーブ運転をスケジュールしてピーク電力の制御も可能です。

室外機周辺の積雪対策として、バルコニーへの室外機設置は腰壁側に背面を向け、室外機前面(吸気側)に雪が積もらない工夫をしました。また、1階室外機については高さ600MMの架台を設置しその上に室外機を設置しました。今までネックとなっていた霜取り運転時の除霜時間が「デフカットバイパス制御」の搭載により25%短縮され、運転開始から3分以内の除霜が可能となりました。 

旭川で実証された厳寒時の高速暖房を可能とする「先進の高暖房&省エネ技術」は、ー15度の低外気温でも約10分程度で吹出し温度が40度に達しました。また本機種のパワフル暖房は外気温ー25度まで暖房機能を十分に発揮できるため、極寒冷地である旭川でも安心して導入できる空調機です。

設置機種(空調機)のカタログ閲覧はこちら:

http://www.toshiba-carrier.co.jp/support/catalog/book/custom_dantarou_201408/index.html